当寺にはございませんが、自然葬のひとつとして「樹木葬」が話題になることが増えました。
この樹木葬は、21世紀に入ってから始まった歴史の浅い葬儀方法のお一つで、墓石の代わりに樹木を墓標として、遺骨を土に還す自然葬とされています。
埋葬方法はさまざまで、ご遺骨をそのまま樹木周辺の土に埋葬する場合や、一定期間は骨壺で納めた後に、合祀をする方法もあります。
多くの場合、宗旨・宗派を問わないことが多く、管理する団体が合同法要などを執り行います。家墓ではないため、後継者がおられる場合は、ご家族の事前の了解が大切になります。
※この投稿は、墓苑に関する一般的な知識の普及を目標にしています。当寺に関するご案内ではございませんので、何卒ご了承下さいますようお願いいたします。
故人が亡くなられて、初めて迎えるお盆のことをいいます。「新盆」は「しんぼん」「にいぼん」と読むことが多く、「初盆」は「はつぼん」と読みます。故人が仏になり初めてのお盆となりますので、より丁寧にご供養することが一般的です。
一般的には、故人が亡くなられ、四十九日法要を終えて、初めて迎えるお盆になります。地域の習慣にもよりますので、詳しくは菩提寺にお尋ねください。
準備の仕方は、基本的には普段お迎えするお盆と大きく変わりません。ただ、新盆・初盆のときのみ、親戚や故人の知人・友人を招いて法要を行うことが一般的です。
段取りとしては、丁寧に仏壇、仏具を清め、お盆の入りには精霊棚を準備して供物をお供えします。当日は僧侶にお経をあげてもらい、その後、参会者で食事をします。
また、お盆の行事は古来の農耕儀礼や祖霊信仰などが融合して行われていることが多く、地域や宗派によってさまざま違いがありますので、詳しい執り行いについては菩提寺にお尋ねください。
(次回に続きます)
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